
3月14日(土)に公開されたディズニー映画最新作
『イントゥ・ザ・ウッズ』ですが、
日本語の吹き替え版がないことで話題になっています。
小さなお子さんは吹き替え版がないと、
ストーリーの内容が分からないですよね。
では、なぜ今回吹き替え版が上映されないのでしょう?
その理由について考えてみました。
イントゥ・ザ・ウッズに吹き替え版がない理由
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』には、
有名な『シンデレラ』や『赤ずきん』などの
キャラクターが登場し、
それらの話のハッピーエンドのその後を
描いた映画として話題となっています。
詳しいあらすじや登場人物については
こちらの記事でまとめています。
『イントゥ・ザ・ウッズ』に日本語吹き替え版が
ない理由として次のことが考えられます。
・セリフの7割が歌のため、声優の負担が大きい
・翻訳するのが難しい
・内容が子供向きではない
これらの理由について一つ一つ説明していきます!
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理由1:声優への負担が大きい
『イントゥ・ザ・ウッズ』はミュージカル映画と
言われているように、セリフの約7〜8割が歌です。
そのため声優さんに歌ってもらうのは
難しいということではないでしょうか?
大ヒット映画『アナと雪の女王』では、
『雪だるまつくろう』や『Let It Go』などで
英語版と日本語版が存在しましたが、
あれでも10曲いかないくらいですからね。
この映画全体の歌を日本語化するのは
かなり大変なことだと考えられます。
理由2:翻訳するのが難しい
これは理由1と似ているのですが、
歌を日本語に書き起こすのはかなり大変です。
英語の歌には英語独特の韻のようなものが
あるため、翻訳自体もかなり難しいからです。
おそらくニュアンスも元のセリフと字幕では
かなり異なっていると考えられます。
理由3:内容が子供向きではない
これは個人的見解の部分が多いのですが、
『イントゥ・ザ・ウッズ』はストーリーに
かなりブラックユーモア的な要素を含んでいます。
CMなどでは『シンデレラ』や『赤ずきん』の
ハッピーエンドのその後を描くと言って
興味を引くように宣伝していますが、
実際は少し暗めのストーリーとなっています。
例えばこちらの本編映像ですが、
原作では幸せに結ばれるシンデレラと王子の関係も
あまり幸せなものではなさそうです。
また、原作では素直で優しい性格の赤ずきんも
この映画の中では違った性格で描かれています。
このように、原作を知っていても、
必ずしも同じキャラクターが登場する訳ではないので、
あまり子供向けではないのかもしれません。
元々、子供向けに作られていないため、
吹き替え版が作られなかったと考えられます。
まとめ
以上が『イントゥ・ザ・ウッズ』に、
日本語吹き替えがない理由と考えられます。
子供向けではないため吹き替え版が作られなかった
と書いていますが、
ただ単にストーリーよりもミュージカルを
楽しんでほしいからという理由も考えられます。
『イントゥ・ザ・ウッズ』にはジョニー・デップを
始めとした有名俳優・女優が多数出演しているので、
興味のある方はぜひ見に行ってください!
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