
初出場のソチオリンピックで5位入賞、
『町田語録』でも有名なフィギュアスケートの
町田樹選手が2014年12月28日、現役引退を発表しました。
また、この日選出された世界選手権の代表も辞退しました。
突然の発表にファンだけでなく、他の選手たちにも
大きな混乱が生まれています。
今回は町田選手が引退を発表した理由について
まとめてみました。
町田樹選手について
日本の男性フィギュアスケート選手。
主な実績に2014年ソチオリンピック5位入賞、
2014年世界選手権2位、
2010年四大陸選手権2位、
2013年全日本選手権2位などがある。
身長162cm、体重53kg。
広島市立牛田中学校、
倉敷翠松高等学校卒業。
関西大学文学部4年在学中。
町田選手は現在関西大学の4年生です。
一般的な大学生であれば、この時期は卒論や
就職の準備などで忙しいです。
実はここに町田選手引退の理由のポイントがあります。
町田樹選手突然の引退発表
今大会をはじめ、いつもわたくしのことを応援してくださり、ありがとうございます。今回、世界選手権代表発表の場に立つことができたことを光栄に思うと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。
私事ではありますが、フィギュアスケート選手としての引退を本日、決断しました。つきましては、世界選手権の代表も辞退させていただきます。
町田選手が引退を発表したのは
2015年の世界選手権日本代表の発表時です。
リンクの上で発表したのには
何か理由があるんでしょうか?
氷上の哲学者と呼ばれただけあります。
町田樹選手が引退を発表した理由
気になるのは、町田選手が引退を発表した理由です。
町田選手は引退の理由について次のようにコメントしています。
来年4月より、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士2年制に入学し、研究者を目指したいと思います。
現在関西大学に在学中の町田選手ですが
今後は早稲田大学大学院への
進学を希望しているみたいです。
町田選手は睡眠時間を削ってまで卒業論文を執筆したり、
ソチに卒業論文の参考文献を持参することもあったりと、
かなり勉強熱心だったようです。
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町田樹選手の研究内容は?
気になる町田選手の研究内容ですが、
“芸術とフィギュアスケートに関連したもの”
と町田さん自身が話しています。
フィギュアスケート選手として引退はするものの、
今後もフィギュアスケートには
関わっていくという姿勢を見せています。
町田樹選手の引退後は?
フィギュアスケートを引退した選手は
コーチや中継の解説、キャスターやトーク番組出演など
さまざまな方面で活躍しています。
町田選手の引退後の動向は明らかになっていません。
まずは研究者としてのキャリアを
積み上げるところからかもしれません。
引退後の活動を匂わせる発言として
町田選手は次のように述べています。
なお機会を与えて頂ければのお話ではありますが、今後とも研究活動の一環とアイスショー等での演技や創作活動を必要最小限の数の舞台において、経験させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
ということなので、今後ももしかしたら町田選手の
演技を見ることが出来るかもしれないです。
町田樹選手の代わりは?
世界選手権の代表を辞退した町田選手ですが、
町田選手の代わりに全日本選手権5位の
無良崇人選手が出場するようです。
ですが、町田選手の抜けた穴を埋めるのは
簡単なことではなさそうです。
町田樹選手を支えた母親の存在
勉強熱心な町田選手ですが、町田選手がここまで
スケートと勉強を両立してこれた影には
町田選手のお母さんの支えがあったからです。
町田選手の母親である町田弥生さんは
かなり決断力が大きく、
町田選手が練習場までの道のりが長く、
体調を崩した時にはすぐに引っ越したそうです。
また、町田選手の家庭は裕福ではなく
フィギュアスケートを続けるために
弥生さんが仕事を掛け持ちするなど、
町田選手への思いはかなり強いみたいです。
そして町田選手が大学二年生のとき
母弥生さんは病気になり一ヶ月以上入院しました。
その時町田選手は弥生さんに
「僕が賞金を稼いで、アイスショーに
出演できるように頑張るから」
と言ったそうです。
町田選手がここまで頑張ってこれたのは
母弥生さんの存在があったからでしょう。
まとめ
24歳という若さで現役引退を発表した町田選手。
まだまだ活躍してほしいという気持ちがあるだけに
今回の引退発表はかなり残念です。
ですが、まだ引退後の動向が決まったわけではないので、
またどこかで町田選手の演技を見せて欲しいです。
研究者としての道も頑張って歩んで
立派な研究者になって欲しいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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